ヘッダーの写真を2016年度夏合宿に替えたので2015年度合宿(鮭川村)の写真を下記に掲載します。
2016年度の卒業論文発表会が終わりました。見てわかるスライドを作ってわかりやすいプレゼンを目指しました。学会発表に相当するレベルの発表もたくさんありました。 下記は発表会後の写真です。みなさん、解放された表情をしています。 Opening ceremony後のwelcome receptionではさまざまな先生方と交流することができました。そのなかで,子どもの不安症などを専門とする先生方と記念となる写真を撮影していただくことができました。大学院時代からの戦友であり,日本での子どもの不安症研究第一人者である石川信一先生のおかげでつながることができた先生方です。 左から Susan Spence先生(Griffith大学) Thomas Ollendick先生(Virginia Tech大学) 石川信一先生(同志社大学) Ron Rapee先生(Macquarie大学)
6月22~25日にわたってメルボルンで開催されたWCBCTに参加し,シンポジウムで発表してきました。Chen先生(Flinders University)が企画して下さった"Broadening the research areas on social anxiety disorder"というシンポジウムで,私の発表タイトルは"The neural correlates of psychological distancing in social anxiety: An fMRI"です。 指定討論者はStefan G Hofmann(Boston University)でした。Hofmannの論文や本はたくさん参考にしてきたので,自分の研究に直接コメントをもらえるのは大変貴重な体験でした。 撮影した写真を以下にいくつか掲載します。 今回の会場はMelbourne Convention and Exhibition Centerでした。ヤラ川沿いにある会場で,ホテルも川沿いのThe Langham Melbourneにしました。会場まで歩いていくことができ,川沿いのレストラン街を眺めながら散歩することができます。学会初日のWelcome Receptionにはコアラも来てくれました。動物園に行く時間がなかったので感謝です。 国際学会に行った際には教会に立ち寄ることが多いのですが,St Patrick's Cathedralは中に入ると,薄暗いなかにロウソクの火がともり,その雰囲気と香りで荘厳な雰囲気に包まれていました。 人気のあるビクトリア州立図書館も見事な作りで,しばらくその場に佇みたくなります。 食事はやはりビーフをいただくことが多かったのですが,ステーキ(King's steak & seafood bar),ハンバーガー(Grill'd, The Merrywell)ともにジューシーで美味でした。オーストラリアは初めてでしたが,事前に経験のある先生方から伺っていたとおり,どこも快適で,人も暖かく,とても気に入りました。 今年度は15名の新3年生を迎えることができました。4年生9名と総勢24名で運営されます。
どんな研究のアイデアが出てくるか、楽しみです。 先日開催した3年生歓迎会の写真を掲載します。 賑やかになりそうです。 日本不安症学会のホームページに厚生労働科学研究班が作成した,各不安障害に対する認知行動療法のマニュアルが掲載されています。強迫性障害(強迫症),社交不安障害(社交不安症),パニック障害(パニック症),PTSD(心的外傷後ストレス障害)のマニュアルがあります。
3期生10名が卒業しました。それぞれがわかりやすいプレゼンを心がけて準備した卒論成果発表会も見事でした。卒業生から「この10人でやってきてよかった」という声を聴けて,指導教員としてもうれしかったです。この代は、学外研究機関との共同研究に実験スタッフとして参加してもらったり、仙台での認知・行動療法学会にスタッフとしてお手伝いいただいたり、学内ではできない体験をしてもらえた学生たちであったと思います。 3期生からは3名が大学院(東京学芸大学,東北福祉大学,福島大学)に進学しました。就職組も含めて,それぞれの道で「認知行動療法の発想を活かして」がんばってくれると期待しています。 宇角亮子 「過剰適応者が行う適応行動の動機づけによる精神的健康の差異」 大沼実華子 「精神障害患者とその家族に対するスティグマ-社会的距離とその要因検討-」 刈茅実久 「グループディスカッション前の筆記開示が感情とワーキングメモリ容量に及ぼす影響 ―構造化開示群・自由開示群・統制群の比較―」(優秀論文賞受賞) 木村朱里 「自己注目が自己評価を媒介して心理的成長に与える影響-心理的成長としてのコーピング柔軟性の役割-」 佐藤千明 「大学生のひとりぼっち回避規範と友人グループ所属動機の関連」 下条悠子 「 心理的柔軟性と行動抑制系と行動賦活系システムに注目した大学生の告白に関する不安要因の検討」 武田 萌 「首尾一貫感覚がいじめられた経験に対する意味づけに与える影響-有機体価値プロセスによる媒介モデル-」 (優秀論文賞受賞) 太刀掛智大 「社交不安のワーキングメモリ更新機能と注意制御機能の関連」 千田 潤 「身体醜形懸念が化粧のイメージに及ぼす影響」 六本木麻衣 「グループディスカッション時の愛他的同調が不安とポジティブ感情に及ぼす影響」 彼らが3年生のときのゼミ合宿(裏磐梯)の写真(以前,当ブログのヘッダーとして使用していたもの)を以下に掲載します。1年以上経過した上記卒業式の表情は大人になっていますね?
仙台で初めて開催した日本認知・行動療法学会第41回大会が盛会のうちに終了いたしました。多くのみなさまにご参加いただきありがとうございました。また,ゼミ生にもスタッフとして協力してもらいました。感謝です。
これをきっかけとして東北の隅々まで認知行動療法のサービスが届けられることを願いながら,今後も普及に努めて参ります。 本大会は株式会社コンベンションリンケージさんの多大なるご協力で開催されました。大会中,そのお仕事ぶりは見事で,プロのみなさんとご一緒できたことをとても光栄に思いました。スタッフとして参加したゼミ生も憧れを抱いておりました。下記の写真は,大会最終日,東北学院大学ですべての片付けも終了した時点で,コンベンションリンケージのディレクターのみなさんと撮影したものです。本当にありがとうございました。 3月24日に卒業式が行われ、金井ゼミ2期生が卒業しました。臨床心理士第1種指定校大学院への進学、金融・保険、ハウスメーカー、ホテル業への就職など、進路はさまざまですが、それぞれが進んだ先でがんばってくれると信じています。卒業後も仙台で勤務する人が多いので、自然と集まりやすそうです(遠くても集まりそうですが)。職場の人以外の人間関係があるのはいいですね。 卒業式後の学科別行事で斎藤美菜さんと飛田若子さんの卒業研究が優秀論文賞で表彰されました。おめでとう! 写真で学生がしているCのポースは「CBT(認知行動療法)のC?」と聞かれることがありますが、これは「きゃない先生」のCです(2期生考案)。この呼び名は、坂野雄二先生研究室で同期であった大澤香織先生(現 甲南大学准教授)以来ですね・・・
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AuthorYoshihiro KANAI Archives
November 2024
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東北学院大学認知行動療法研究室